皆さんこんにちは、最年長青果担当の杉本です。
日々秋めいて来るこの頃ですが、青果市場も夏果実から秋冬果実に衣替えの季節になってきました。
夏果実の代表の「桃」「ブドウ」等も日々入荷が少なくなり始め、代わって秋の代表的な果実の「柿」「みかん」「リンゴ」「梨」が日々増えてきました。
その中で今回は本当に希少な超高級リンゴ「こうとく」をご紹介させて頂きます。
超高級リンゴ「こうとく」とは?
「こうとく」とは、漢字では「高徳」と書きます。
そんな名前のリンゴってあるの? と思われるかもしれませんね? 本当に産地も少なく希少なリンゴなんです。
産地は主に青森・山形が中心ですが、生産者がまだまだ少なく、皆さんが一般的なお店で見る事中々難しいと思います。
「こうとく」の特長は?
特長としては、一般的には小粒傾向で、色も若干薄めで、外観はイマイチの様に思われてしまうかもしれません。
実は、その小ぶりな果実の中に、ギュッと豊かな蜜と香りが詰まっているのです。
香りは非常に高くパイナップルの甘い香りがするとも云われ、カットすると中は「蜜」が溢れるほど入っていて、中には果肉の70%も蜜が占めるものもあります。
食べると強い甘みと甘い香りに包まれ、果肉はシャッキリと歯ごたえよく、今までのリンゴでは感じられない至福の時を感じて頂ける様な逸品です。
超希少な存在「こうとく」とはどこでお目にかかれるの?
「こうとくリンゴ」は青森県のJA津軽みらい石川販売センターで「こみつ」(小蜜とも?)として販売され一躍脚光を浴びました。
瞬く間にブランドリンゴとして高級青果専門店や百貨店で1個700円~1,000円位で販売されるリンゴになっています。
JA津軽みらいでは「こみつ」として販売されていますが、一般的には「こうとく」で販売されています。
もし「こうとく」を見つけたら即買いで一度は召し上がってください。
多分大きなショックと感動を味わっていただけると思います。
我々の「とっておきや」でご案内いたします「こうとく」リンゴは山形県のJAさがえ西村山管内の朝日町産です。
↑山形県朝日町のりんご園へ出張したときの様子です。もう少し寒い時期だったようですね。
山形県内ではリンゴのトップ産地として有名な産地でもあります。
青果専門店とっておきやにてごく少数販売いたしますので、チェックしてみてくださいね。
杉本
最新記事 by 杉本 (全て見る)
- 「伊予柑(いよかん)」とは。柑橘類の特長を青果部長が語る! - 2019年12月18日
- 栗のように甘いじゃがいも「北あかり」とは。品種の特長を解説! - 2019年12月5日
- じゃがいも「インカのめざめ」とは。品種の特長を徹底解説! - 2019年12月3日