殿様ガエル、アマガエル、カエルにいろいろあるけれど♪
ぶどうも、たくさん種類がありますよね。
私がこどもの頃はデラウェアと巨峰くらいしか食べた記憶がなく、巨峰は皮を剥くのも面倒くさいし、種もあったので、正直好きではありませんでした。
デラウェアはこどもの頃から好きで、今でも大好きです。
最近では大玉の美味しいぶどうも増え、デラウェアに目がいく人が私の周りには少なく、ライバルなしにゲットしていたのですが、先日実家でデラウェアが3房出てきたのですが、うちの息子が2房食べてしまいました。思わぬところにライバル登場!
ちょっと脱線しましたが、昨今、市場にはたくさんのぶどうが出回っていますよね。特に青ぶどうなんて、マスカット位しか聞いた事が無かったような気がします。今は数多くの品種が出てきていますよね。今回はそのぶどうの種類、品種についてご紹介します!
ぶどうの種類はどれくらいある?
国産ぶどうの中には、大きく分けて黒系、赤系、青(緑)系があります。
今回はそれぞれの代表品種をあげてご紹介します!
国産の黒系ぶどうの種類は?
黒系は「巨峰」「ピオーネ」「ナガノパープル」「藤稔」「スチューベン」など小売りに一番多く並ぶのは黒系のぶどうですかね。
巨峰は言うに及ばず。
ピオーネは皮は基本食べませんが、風味・果汁申し分のないこれを買っておけばノープロブレム超おすすめのぶどうです。
大粒で食べごたえもばっちりです。
ナガノパープルは大粒皮ごと種なしの3拍子揃ったぶどうですが、栽培が難しく、なかなか数が増えてきません。
味は抜群によく、昨年もある芸能人が番組で一番おいしいと言っていました。お高いですが、試してみる価値ありです。
私のおすすめは藤稔です。トップランクを「大峰」という名前でブランド化している産地もあります。
今年の初セリで110万円の値をつけた石川県の赤系ぶどう「ルビーロマン」はこの藤稔の自然交雑です。
初セリ以外でもルビーロマンは1房ウン万円もするので、私は藤稔で十分です。
※ちなみに「ルビーロマン」は、赤系ぶどうです。
国産の赤系ぶどうの種類は?
代表的なものだと、皆さまご存知の「デラウエア」があげられます。身近にあって手軽に入手する事ができます。また「甲斐路」も時期になると多く見かける品種ですよね。
珍しい品種でいうと、「安芸クイーン」や「シナノスマイル」など大粒な品種も最近では多くみられるようになりました。
実は私もまだ食べた事がないので、今年は時期になったら是非食べてみたいなーと思っています!
国産の青系ぶどうの種類は?
国産のぶどうだとまず青系で今一番業界の中でもここ数年注目されているのが、なんといっても「シャインマスカット」です。
↑シャインマスカットの産地へ行ってきました。まだ成長途中の様子ですね。
「大粒」「皮ごと」「種なし」と3拍子揃って、もちろんおいしい、栽培もしやすいため、たくさんの県で栽培面積を増やしており、生産量も年々増えていっているのですが、なかなか値段が下がらない、貯蔵もきくし、棚もちもいいので、海外にも多く輸出されているそうです。
消費が国内だけでなく、海外にもニーズがあるので、まだまだお高いぶどうですね。
「瀬戸ジャイアンツ」なんかも大粒皮ごと種なしでジューシーでおいしいですよ。
↑重量感満点の瀬戸ジャイアンツです!収穫前の様子です。
粒の形も珍しく、もものような形をしているので、桃太郎ぶどうなどと命名して販売しているところもあります。
輸入ぶどうの種類は?
輸入ぶどうだと、レッドグローブやクリムゾンシードレス、トンプソンシードレスなど安価でさっぱりパクパク皮ごと食べられるものが多いですよね。
量販店で、細長いぶどうを見たことがありませんか?国産のぶどうがない時期にもカラーコントロールとして小売りなどでも大活躍です。
比較的買いやすい価格で、味も甘くて食味もパリッとしているので、オススメです!見かけたら是非一度召し上がって見て下さいね。
まとめ
国産ぶどうには、大きく分けて黒系、赤系、青(緑)系があり、品種も年々増えて多くの種類を見かけるようになりました。種なし、皮ごと、大粒が好まれるため、その要望に寄せた品種が多くなったような気もします。
これから夏~秋にかけてぶどうの旬の時期が続きます!ぜひ色々なぶどうの種類を試してみて、自分好みの推しぶどうを探してみてはいかがでしょうか!
青木
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