マンゴーのおすすめの食べ方と選び方を青果スタッフが解説します♪

こんにちは、青果担当の松見です。

今日は私も大好きなマンゴーの食べ方と選び方を青果チーム最年長の杉本さんに聞いてきました。マンゴーを買う時におすすめの選び方や、一番おいしい食べ頃の見極め方もご紹介します(^^♪

 

マンゴーの種類とは

タイマンゴー(ナンドクマイ種、マハチャノ種)

マンゴーのおすすめの食べ方と選び方を青果スタッフが解説します♪タイマンゴー

タイ産のマンゴー。黄色くて細長い形をしているのが特徴です。

ペリカンマンゴー(カラパオ種)

フィリピン産のマンゴー。形がペリカンの形に似ているのでペリカンマンゴーとも呼ばれます。

アップルマンゴー(アーウィン種)

マンゴーのおすすめの食べ方と選び方を青果スタッフが解説します♪「アップルマンゴー」

赤い皮のマンゴー。沖縄や宮崎、鹿児島など国内産マンゴーのほとんどはこの種類。

マンゴーと言えば国内産の『太陽のタマゴ』など真っ赤なものを想像してしまいますが、そういえば私たちがスーパーで見かけるのは黄色いマンゴーが多いですね。

杉本さんの一言

「もともと日本は台湾からマンゴーが沖縄の石垣島に持ち込まれ、栽培が広がったそうだよ。石垣島は国内より台湾が近いからな。台湾と同じアルカリ性の土壌が果実栽培には適しているんだ。同じ沖縄でも宮古島はもともと酸性土壌なのにわざわざ土を入れ替えてマンゴー栽培しているんだよ。土壌の性質でいえば沖縄本島でもやんばるあたりの北の方はアルカリ性でパインやマンゴーなどの果実向き、南は酸性で野菜向きの土壌なんだよ。」

マンゴーの旬の時期とは

タイマンゴー、ペリカンマンゴーなど輸入のマンゴーの場合、1年中収穫されるので手ごろな値段で手に入るのも嬉しいところです。

国内産のマンゴーは、宮崎では4中旬~5月の母の日に向けて出荷が始まります。沖縄では8月が収穫のピークになります。

私も夏の沖縄旅行の時、道の駅で小さなマンゴーたくさん買いました!外見はきれいとは言えなかったけど、ちょっと食べるのにはちょうどよかったです。

杉本さんの一言

「国内産マンゴーはほとんどハウス栽培。宮崎は重油を焚いてハウス内を暖かくして大切に育てているんだ。有名な『太陽のタマゴ』もハウス内で大事に育てられ、収穫されたものをセンサーにかけ糖度15度以上、350g以上という基準で選ばれているんだよ。甘いだけじゃなく、程よい酸味もあってコクもある、まさに日本人の口に合う美味しさだから高級でも人気があるのもうなずけるよね。基準外のものは『みやざき完熟マンゴー』として売られているよ。」

おすすめのマンゴーの選び方と食べ頃

タイマンゴー、ペリカンマンゴーなどの選び方と食べ頃

マンゴーのおすすめの食べ方と選び方を青果スタッフが解説します♪「黄色いマンゴー」

全体的に黄色くなり同じ色目になったころが食べ頃です。

茶色い斑点が出てくるのはウルシ科のマンゴーの特徴です。少し斑点があっても美味しく召し上がれます。

アップルマンゴーの選び方と食べ頃

少し青い色が残っているとまだ固いことが多いです。

青から黄色に色が変わって全体の赤が濃くなり香りが出てきたころが食べ頃です。

どちらも触った時に皮に張りがあり、柔らかすぎないものを選んでください。

柔らかすぎるものは完熟していますので気を付けて下さいね。

杉本さんの一言

「輸入マンゴーは完熟する前に国内に入ってくる。青めの皮で入ってきて、日本で熟度を上げて出荷するんだよ。現地で完熟していたら日本で食べる頃には完熟過ぎちゃうからね。」

マンゴーの保存方法

「食べ頃までまだかな…?」と思う固く青いマンゴーは常温で保存してください。常温で置いておいて、色や香りを見て食べ頃まで完熟させてください。

逆に、もう完熟したマンゴーを保存させたい場合は、冷蔵庫の野菜室に入れると追熟を抑えられます。ただし南国のフルーツなので冷やし過ぎは厳禁です。

マンゴーの食べ方

完熟して食べ頃を迎えたマンゴーは、食べる直前に冷蔵庫で冷やしてお召し上がりください。あまり冷やし過ぎるとおいしさを損なうのでほどほどに。

おすすめの食べ方についてとっておきやスタッフが書いたブログ記事がございますので、チェックしてみてくださいっヾ(≧∇≦*)/

マンゴーの切り方はこちらの記事をご覧ください。↓

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マンゴーが食べ切れない!そんな時おすすめの食べ方テクニックとは

食べ頃のマンゴーがたくさん残っちゃった!食べきれない…。なんて、お困りの方へおすすめの食べ方をご提案します(´ω` )/

皮をむいて種を取り、サイコロ状に切ってジッパー袋などに入れて冷凍しましょう。

冷凍したカットマンゴーは様々なお料理に活かせます!

  • 半解凍してそのまま食べても冷たくて美味しいデザートに。
  • アイスやヨーグルト、パンケーキなどのトッピングにも。
  • 冷凍マンゴーをそのままミキサーにかけて滑らかになればシャーベット。
  • 冷凍マンゴーと牛乳と蜂蜜をミキサーにかけるとマンゴーシェイク。
  • 冷凍マンゴーと飲むヨーグルトをミキサーにかけるとマンゴーラッシー。

使うときは冷凍のまま使うのがポイントです。

完全に溶けてしまうと柔らかくなり扱いにくくなりますのでご注意くださいね。

私はマンゴーがあれば食べ頃にペロッと食べてしまうので、なかなか冷凍マンゴーにする分を確保できないのですが(笑)

いつか実現したら、今度こそ冷凍してマンゴーラッシーを作ってみたいです!

あとがき

マンゴーのおまけ話ですが、皆さまマンゴーの花って見たことありますか!?

実は、こんな感じなんですって!(前に青果スタッフが産地へ出張に行った時に撮影した写真です)

マンゴーのおすすめの食べ方と選び方を青果スタッフが解説します♪「マンゴーの花」

トロピカルな色合いですね!

ここ数年、マンゴーがすごく流行っているのを実感します。スイーツ屋さん、デザート屋さんでもう定番と言ってもいいほどマンゴーのケーキやパフェを目にしませんか♡

マンゴー好きには嬉しい時代になりました(*´∨`*)マンゴーの甘さやねっとりした舌触りを想像しただけで、マンゴーの季節が待ち遠しいですね。

私も覚えた選び方や食べ頃を参考に今年はも~っとたくさん食べたいです!笑

今日もブログを読んでくださってありがとうございます。

今後とも青果専門店とっておきやをどうぞよろしくお願いいたします。

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松見

松見

2006年入社。惣菜管理士2級です。前職は広告を作る会社にいました。食にかかわる仕事がしたくてオージーフーズに入社しました。自社通販「とっておきや・プレミアム」の納品管理や企画など様々な仕事を経験し、現在は通販事業部でおせち担当をメインに青果の仕事にも携わっています!