桜の季節でもスイカを発見!最近人気の小玉スイカの魅力とは?

こんにちは、青果担当の青木です。

現代のライフスタイルにあったすいかの存在をご存知ですか?今回は「小玉すいか」についてです。スイカは夏の代名詞ですが、3月の桜の時期からもう市場にはスイカが出てきているんですよ。

スイカはスイカでも小玉スイカに特化した記事を書きますね。

小玉すいかとは??

文字の通り、小さなスイカの事を言います。

サイズは?

厳密なサイズ基準は決まっておりませんが、だいたい、直径は約20㎝くらい重さは約1.5~2kgくらいのものです。片手でも持てそうな大きさですよね。

どこから来た?

スイカ自体は南アフリカが原産だそう。やっぱりあたたかいところから来たんですね。

日本に来てからは様々な品種改良を繰り返し、大きいものから、種がないもの、甘さを追及したもの、黄色いスイカ、現在の小玉スイカなどが誕生してきています。

小玉スイカが出回る時期は?

すいか=夏のイメージという人がほとんどで、今の時期だとあまりピンッ!とこない人がほとんどではないかと思います。

私自身も桜の咲くこの時期にまだあまりスイカを体が求めませんが・・・。

でも、スイカ好きは今の時期から食べたいんでしょうね。

小玉スイカは小さいこともあり、通常の大きなスイカより時期が早いのが特徴です。

桜の咲く3月下旬~群馬県の名産地を中心に出荷はスタート。温かさとともに徐々に出荷量は増えていき、7月上旬ごろには出荷ピークを迎えます。

小玉すいかの品種は?

小玉すいかは、「普通のスイカが大きくなる途中の段階で収穫したもの」と思いがちですが、種も違い、列記とした品種の違いですのでご注意を。(※成長途中のスイカを食べるのはオススメしません。。。)

最近は小玉スイカの良いところ

①近年の家族構成に良い

スーパーで1/4カット、一人用でカップにカットされたものなんかもよく見かけるようになりました。

少人数の家族には食べきれるサイズと考えると、小玉スイカはちょうどよいのです。

②持ち運びしやすい

最近は夏場でも大きなスイカを丸のまま買う人は少なくなってきているのではないでしょうか。

小玉スイカであればスーパーで買っても持って帰るのがそんなおっくうでもないです。

③ごみが少ない

スイカは皮も結構分厚いですよね。小玉スイカは皮が薄いので可食部がたっぷりあります。その分皮はすくなくなりますね。

④保存場所

大き目の野菜室なら冷蔵庫にも丸ごと入ります。夏場は冷蔵庫もいっぱいかと思いますので、小玉ですと助かりますね。

⑤とにかく美味しくて食べやすい!

最近の小玉スイカは大玉に劣らないくらいシャリ感もありますし、甘味がつよいのも特徴です。気になった方はどこかで見かけたらお試しあれ。

熊本のハウス栽培のスイカを見に行ったときの様子

一昨年行った熊本のスイカのハウスの写真も載せておきますね。

こんな感じでハウスのスイカは栽培されています。緑の葉っぱがもくもく。

まとめ

小玉すいかの良さを分かっていただけましたでしょうか?

小玉すいかは、持ち帰りやすいサイズで、カットするにもしやすいサイズです。皮のぎりぎりまで食べることができますので、ごみの心配も少なく、とにかく甘味が強くておいしい品種です。

現代のニーズにあったスイカが主流になりつつあります。これからもニーズに合ったスイカの動向が楽しみです。

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青木

青木

2014年入社。好きなフルーツは桃とミカンと紅まどんなです。小売畑を長く経験し、販売・青果トレーナーを経て、バイヤーに転身。杉本とともにほぼ毎日市場に通い、全国各地のとっておきの青果を探し回っています。毎年さくらんぼの時期になると産地にプチ単身赴任へ!(仕事ですよ。出荷のサポートを任されています。)